スポンサーサイト
- 2023.12.08 Friday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
不動明王さま大好き男子と一緒に
深川不動尊の護摩祈祷に参列しました
ほらがいの音と共に入場するお坊さま方が奏でる
リズミカルな大太鼓や鐘そして清しい読経
立ち上る火炎は不動明王の智慧といわれます
ご真言を唱えていると煩悩が
すこーしは清浄になっていく気がします
この日は堂内を丁寧にゆっくり回ります
健康願箔をしてみました
お釈迦さまのご真言を唱えて身体の病む所に貼ります
(金箔はとてもデリケートでした)
同行の男子はよほど気に入ったのか
午後の祈祷にも参列し
護摩壇の前、最前列で小さな手を合わせていました
お坊さまから今年の酉の市のご案内と
酉の市にまつわるお話しをしていただきました
一の酉 11/1(木)
二の酉 11/13(火)
三の酉 11/28(日)
昨晩の十三夜はとても静かでした
月の光は私の心を素直に優しくさせてくれます
昨年頂いた親鸞上人の本のなかで
初めて知った美しい言葉
「月愛三昧(がつあいさんまい)」
『父王ビンバサーラを殺め、母王妃を牢に閉じ込めたことに悩み身体中に重い皮膚病ができたアジャゼ王のために釈尊が入った三昧。
経典にはこの時釈尊が「大光明(だいこうみょう)」を放ちその光を浴びたアジャゼの体から皮膚病が消えたとあります』
月愛三昧とは釈尊が超能力で病を治したという意味ではなく
苦しみのなかにあるひとにとっての救いとは
無条件の受容であること黙ってそこにいてくれること
阿弥陀仏の慈悲の光で自分の愚かさを知ること
という意味のようです
間もなく満月
澄んだ空を見上げて
大いに涙するも善し
微笑むも善し
突然中断した林田先生の授業が再開しました
釈尊入滅後の末法思想でしたが
授業の前に詳しく話されたご自身の闘病に動揺しつつ
昨年よりずっと張りのあるお声に感動しました
配布されたプリントによりますと
右目が見えづらくなり眼科受診するも原因はわからず
その後視野狭窄が進み(9割以上見えなかったとおっしゃっていました)
強烈な頭痛と吐き気があり精密検査をした結果
脳下垂体に腫瘍が発見されました
詳細な術法や経過が記された文章からは
先生のお人柄がにじみでています
そしてこんな一節がありました
「私自身、周囲には気丈に振る舞っていたものの、
失明への恐怖そして、
生への執着を心底から拭い去ることことなど
到底出来なかったのです。
何とも情けない話です。
手前味噌ですが、実はこうした弱い心こそ、
これまで私が幾度となくお伝えしてきた
凡夫の心であり、ありのままの姿であることを
あらためて認識した次第です。
そしてこんな情けない私をお救いくださる
阿弥陀さまの救いの働きを何より
ありがたく感じることができました。」
ありがたい仏縁を感じ終了後
とげぬき地蔵へお参りしました
秋の風を感じると
炊きたてごはんとたっぷりの汁物が食べたくなります
「京都・醍醐寺展・真言密教の宇宙」は
六本木サントリー美術館で11/11まで開催しています
茅乃舎でお買い物をされるなら
入場チケットの半券を見せると
かやのやだし5パックが頂けます
弘法大師自らが開創された霊場「西新井大師」は
正式には五智山遍照院総持寺
(ごちさん へんじょういん そうじじ)
という真言宗豊山派のお寺です
弘法大師空海が十一面観音のお告げを得
観音像を彫り上げた時この地に悪疫が流行り
庶民が苦しんでいました
それを救わんと自身の像を祀り
厄難祈祷を21日間修し
悪疫を封じ込めた自蔵を加持水の井戸に
沈めました
やがてそこから美しい浄らかな泉が湧き出し
人々の病が平癒したと伝えられています
この井戸がお寺の西にあったことから
「西新井」の地名があがったそうです
四国八十八箇所霊場お砂踏み
四国霊場と高野山の霊砂が敷かれた石板の上を
南無太師遍照金剛とお唱えしながら一周しました
牡丹や藤の花の頃の境内はさぞかし
美しいと思います
おみやげは山門前の草団子屋さんで。。
とても美味しかったです